以前、一陸特の過去問を分析して、どの程度の過去問を勉強すれば資格取得ができるのか確認してみましたが、今回は同様に二陸特についても分析してみました。
二陸特の問題は、難易度はあまり高くなく、基本的には全て暗記問題になっています。なので、殆どが過去問から出題されています。
なので、一陸特と同様に過去問さえ、しっかり解けるようになっておけば十分独学で合格可能な国家資格と言えるわけですね。
今回は皆さんのそんな疑問に、当サイトで保有する試験データを基に、「今期の問題は、過去何期分の過去問からの出題なのか?」について徹底的に分析して見ました。
但し、二陸特の場合はCBT方式になってしまったことで過去問が公開されなくなってしまいましたので、あくまでも参考程度に思ってもらえれば良いかと思います。
また、今回の分析手法は、当サイト独自のものになるので、見解が多少異なる場合もあります。
当サイトに掲載している過去問を元に、二陸特アプリにて試験勉強ができるようにしてありますので、よろしければ勉強用に使ってください。
分析の手法
先ずは結果よりも先に分析の手法を簡単に解説しておきます。
当サイトでは、機械学習を用いた独自の手法により、今まで出題されてきた過去の問題を分類分けしています。
この分類情報を用いて、今期の出題パターンと同じ出題パターンが、何期前に過去に出題されたかどうかというのを分析しています。
つまり、今回の第4問は、5期前の過去問と全く同じであることから、5期前の過去問を解けるようになっていけば、今期の問題も解けたはずという前提になっています。
正確なところを言えば、似たような問題を論理的に解けるようになってさえいれば、5期前ではなく3期前でも問題なかったということもあるかと思いますが、今回はあくまでも「当サイトの分類基準で」というものになっています。
今回の分析結果で3期分という場合には、2月期+6月期+10月期の1年分というように理解してください。
二陸特・工学は10~13期前後
早速先ずは、工学についての結果になります。
今回分析しているのは、過去の平成24年2月期〜令和4年10月期における、工学の出題傾向になります。
以下が各期での過去問出題傾向になります。
分類の仕方により多少のバラつきはありますが、全体としての出題傾向としては10期〜13期程度の過去問からの出題というように言えるかと思います。
つまり約4年分の過去問を解けるようになっておけば、ほぼ二陸特の工学問題の対策は十分ということが言えそうです。
二陸時・法規は10~13期前後
次に、法規の方の分析になります。
法規の方も同様に、過去の平成24年2月期〜令和4年10月期における、法規の出題傾向になります。
直近の過去問から多く出題される年もあれば、少し離れた期の問題も出るような感じになっており、平均する過去15期という比較的長めの出題傾向がありました。
こちらも工学と同様に約4年程度の過去問を解けるように勉強する必要がありそうです。
直近の問題は出題されない?
またその他の出題傾向になりますが、直近問題を省く必要があるかどうかですが、今回当サイトで分析した結果では、1期前の問題も普通に出題されていることが確認できました。
そのため、特に直近の出題問題の勉強を省く必要はなく、過去4年前後の過去問をしっかりと勉強すれば、問題なく合格できるかと思います。
まとめ
今回は、二陸時の過去問を分析して、出題傾向と何期分の過去問勉強が必要かを分析して見ました。
あくまでも当サイトでの分類での分析結果になりますので、実際の試験内容と比べるとちょっと違うなどもあるかもしれませんが、あくまでも勉強の参考として考えて頂ければ幸いです。
それでは皆さん是非参考にして見てください。