RSPAN(Remote Switched Port Analyzer)は、ネットワークの構内配線やケーブリング環境で利用される技術で、リモートのスイッチ間でトラフィックのミラーリングを行う機能です。通常のSPANポートは同一スイッチ内で動作しますが、RSPANは異なるスイッチ間でのパケット監視を可能にし、複数のネットワークセグメントをまたいでデータを収集できます。
RSPANが利用される理由は、トラブルシューティングやセキュリティ監視の際に、監視対象となる通信を物理的な接続場所から離れた分析機器へ効率よく転送できるためです。例えば、大規模なオフィスやデータセンターにおいて、複数のスイッチを経由する通信パケットを一カ所で集中監視する場合に活用されます。
仕組みとしては、RSPANは特定のVLANを利用してミラーリングした通信を送信します。監視用のVLANを経由してリモートスイッチにトラフィックが送られ、分析装置で内容を検査可能です。この機能により、物理的に離れた場所でも効率的なネットワーク監視が実現できます。
