デシベル計算の基礎
デシベル(dB)ってなに?
電力や電圧が「元の何倍になったか」を、短い数字で表す方法です。dBだけでは電力や電圧そのものの大きさは分かりません。
- 電力 1(基準)0 dB
- 電力 10(10倍)+10 dB
- 電力 100(100倍)+20 dB
電力が10倍なら+10 dB、100倍なら+20 dB。小さくなるとマイナスです。電圧を比べるときは数字の増え方が違うので、次のカードで順番に確かめましょう。
dBmとdBμVは、比べる相手をそれぞれ1 mW、1 μVに決めた表し方です。
0/4問 完了
電力が10倍なら、何dB?
覚え方 電力10倍で +10 dB、2倍で約 +3 dB。
式・基準も確認する
電力比は 10 × log₁₀(電力の比)
100倍=10²なので、log₁₀(100)=2。電力比は10×2=20 dBです。「10倍を2回で+20 dB」と同じ答えになります。
電圧が2倍なら、何dB?
覚え方 電圧2倍で約 +6 dB、10倍で +20 dB。
式・基準も確認する
同じインピーダンスなら 20 × log₁₀(電圧の比)
2は10の約0.3乗なので、log₁₀(2)≒0.3。同じインピーダンスでの電圧比は20×0.3≒6 dBです。
1 mWを基準に考える
覚え方 1 mW → 0 dBm、10 mW → 10 dBm、1 W → 30 dBm。
式・基準も確認する
1 mW=0 dBm。電力が10倍になるごとに+10 dBm。
1 W=1000 mW=1 mWの1000倍。log₁₀(1000)=3なので、10×3=30 dBmです。
1 μVを基準に考える
覚え方 1 μV → 0 dBμV、10 μV → 20 dBμV、1 mV → 60 dBμV。
式・基準も確認する
1 μV=0 dBμV。電圧が10倍になるごとに+20 dBμV。
1 mV=1000 μV=1 μVの1000倍。log₁₀(1000)=3なので、20×3=60 dBμVです。
4問できたら、過去問へ。
一陸特・工学のデシベル計算を、実際の試験問題でも練習しましょう。
