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4対給電(802.3bt)

- ヨンダイツウデンエイトゼロニイチ・サンビートウ -

4対給電(802.3bt)とは、イーサネットケーブルの4対すべての銅線を使って電力を供給する技術を指します。従来の通信ケーブルはデータ伝送に使われる対線が限られていましたが、802.3btではケーブル内の4対全てから電力を取り出すことで、より高出力の電力供給を実現しています。これにより、ネットワーク機器へ安定した電力を送ることが可能になります。

この技術が利用される主な理由は、高性能なIPカメラや無線LANアクセスポイント、さらにはデジタルサイネージなど、多くの電力を必要とする機器に対して1本のケーブルでデータ通信と給電を同時に行える利便性にあります。従来の技術よりも給電能力が大幅に向上したことで、より多彩な機器の設置場所の自由度や配線の簡素化が進みました。

802.3btは最大で90W程度の電力を供給可能であり、これにより高消費電力のデバイスもケーブル一本で運用できるようになっています。また、給電方式は電力とデータ信号を同一の線路で扱うため、専用電源配線が不要になる点も特徴です。これによって設置や保守のコスト削減にも寄与しています。

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