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バラクタダイオード

- バラクタダイオード -

バラクタダイオードとは、特定の電圧範囲においてキャパシタンス(静電容量)が変化する特性を持つ半導体素子です。この特性を利用して、主に高周波回路や無線通信でのチューニングに使われます。バラクタダイオードは、逆バイアスをかけることで静電容量が減少し、逆にバイアスを弱めると静電容量が増加します。

この特性により、バラクタダイオードは調整可能なフィルタや発振器の構成要素として広く利用されています。特に、周波数の変動に応じて回路の特性を変更することができるため、無線通信回路での信号調整や選別において重要な役割を果たします。

また、バラクタダイオードはその動作が比較的簡単で、コンパクトなサイズであるため、現代の電子機器においても多くの応用が見られます。このように、バラクタダイオードは高周波技術において欠かせない素子の一つと言えるでしょう。

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