サーミスタとは、温度に応じて抵抗値が変化する半導体素子の一種です。主に温度センサーや温度補償回路などに使用されます。サーミスタには、主に2つのタイプがあります。一つは、温度が上昇すると抵抗が減少する「NTC型」(Negative Temperature Coefficient)であり、もう一つは、温度が上昇すると抵抗が増加する「PTC型」(Positive Temperature Coefficient)です。
サーミスタは、温度変化に敏感であり、特にNTC型は低温から高温までの広範囲で高い感度を持っています。この特性を活かして、温度測定、温度制御、過熱保護など、さまざまな用途で利用されています。
サーミスタは小型で軽量であり、電子機器の中での実装が容易であるため、家庭用電化製品や工業機器、医療機器など、多岐にわたる分野で使用されています。また、サーミスタの特性を利用した回路設計により、温度の変化を正確に検知し、制御することが可能となります。
